2020/04/26
柔道整復師・学校

大阪ハイテクノロジー専門学校の評判は?学費や柔道整復師合格率を解説

大阪ハイテクノロジー専門学校
大阪ハイテクノロジー専門学校には、柔道整復師関連の学科が2つあります。このような学校はあまりないので珍しい学校と言えるでしょう。

そのため、柔道整復師を目指す人の中には、この学校を選ぶ人も多くいます。どのようなカリキュラムが組まれているのか、学費や合格率なども含めて解説します。

大阪ハイテクノロジー専門学校の特徴

osakahightechnorogy

学校名

学校法人大阪滋慶学園 大阪ハイテクノロジー専門学校

住所

〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原1丁目2−43

電話

0120-33-8119

ホームページ

https://www.osaka-hightech.ac.jp/

大阪ハイテクノロジー専門学校は、「職業人教育を通じて社会貢献する」ことをモットーに掲げています。そのため、学校のカリキュラムは実践を踏まえたものが多いという特徴があります。卒業した後、すぐに即戦力となる人材を育てているのです。

プレスクール・プレカレッジ

大阪ハイテクノロジー専門学校では、入学前に学校のカリキュラムを経験できる入学前教育(プレスクール・プレカレッジ)を行なっています。一番の目的は、入学後に勉強についていくことができるかという不安を解消することです。

また、入学前教育に参加することで、学校の雰囲気や先生なども見ることができます。また、同じ志や目標を持った人たちと出会うことで、入学前から友達ができたりやる気を湧き上がらせたりするという嬉しいメリットもあります。

海外研修

大阪ハイテクノロジー専門学校では、中国やアメリカの学校と提携を結び、学術研究などを盛んに行なっています。この提携を活用して、柔道整復師学科では2年次に1週間の海外研修を必須科目として導入しています。

海外研修を通して、日本ではまだ積極的に取り入れられていない新しい施術方法などを学びます。海外研修で学んだことは、学校を卒業した後の就職先は開業した後に付加スキルとして役立ちます。

Work&Study制度

大阪ハイテクノロジー専門学校は、学校を卒業した後、即戦力となる人材を育てることを目的としています。その一環としてWork&Studyという制度が設けられています。働きながら勉強するということです。

柔道整復師学科では、整骨院や接骨院で診療助手のアルバイトをしながら、実際の現場のスキルを磨きます。学校が積極的にアルバイト先を斡旋してくれますので、安心して実践に近いスキルを学び、身につけることができます。

大阪ハイテクノロジー専門学校の柔道整復師学科

大阪ハイテクノロジー専門学校

大阪ハイテクノロジー専門学校全体の概要については解説してきました。ですが、皆さんが知りたいのは柔道整復師学科でしょう。大阪ハイテクノロジー専門学校では、柔道整復師に関する学科が2つ設けられています。

その中でも、まずは柔道整復師学科に焦点を当てて解説します。

柔道整復師学科の特徴

柔道整復師学科は、一日に午前中2コマ、1週間に6日間のカリキュラムを3年かけて終了します。授業は必ず午前中で終わりますから、午後からはアルバイトに励むことが可能なのです。

これは、整骨院や接骨院のアルバイトをして、現場のスキルを身につけられるようにという学校側の配慮です。

また、カリキュラムの内容は柔道整復師だけではありません。美容や健康の分野にも力を入れているため、アロマテラピーやカイロプラクティックの授業もカリキュラムに組み込まれています。

幅広い分野の知識やスキルを身につけることで、将来独立開業した時に役立つようにと考えられているのです。

倍率・偏差値

大阪ハイテクノロジー専門学校の柔道整復師学科の倍率や偏差値は公開されていません。ただ、柔道整復師の国家試験受験資格だけではなく、他の資格も同時に取得できるという点に魅力を感じ、全国から多くの人が受験しているようです。

学費・費用

年次

入学金

授業料

実習費

教育教材演習費

設備費

1年次

20万円

100万円

20万円

8.5万円

10万円

2年次

 

100万円

20万円

8.5万円

10万円

3年次

 

100万円

20万円

8.5万円

10万円

3年間の合計金額

435.5万円

また、これ以外に教科書代や海外研修費として30~38万円が必要です。ただし、これに関しては余る可能性もあり、余った分は卒業と同時に返金されます。ちなみに海外研修費は34万円となっています。

取得できる資格

  • ・柔道整復師の国家試験受験資格
  • ・アロマテラピー検定1級
  • ・カイロプラクティック初級
  • ・スチューデントトレーナー初級

スチューデントトレーナーとは、中高生を対象に運動指導を行なう専門家です。

柔道整復師の国家試験受験資格以外にも、更に3つも資格が取得できるのが魅力的です。将来性があると考え、多くの人たちがこの学科で学んでいます。

大阪ハイテクノロジー専門学校の柔道整復スポーツ学科

大阪ハイテクノロジー専門学校では、柔道整復師の学科がもう一つ用意されています。それが柔道整復スポーツ学科です。どのような学科なのか、掘り下げて解説します。

柔道整復師学科の特徴

柔道整復師とアスレティックトレーナーのダブルライセンスを取得する学科です。

アスレティックトレーナーとは、アスリートがケガをした時の応急処置やその後のケア、更にはケガをしない運動方法の提案などを行なうスポーツスタッフです。スポーツドクターと連携して、アスリートのサポートを行ないます。アスレティックトレーナーの資格を取得すると、病院だけでなく、スポーツ界にも活躍の場が広がります。

ただ、柔道整復師とは別にアスレティックトレーナーの教育課程も修了しなければいけません。そのため、カリキュラムは朝から夕方まで組まれています。ただ、その分将来性は高いので、多くの人たちが受講しています。

倍率・偏差値

倍率や偏差値は公開されていません。ただ、柔道整復師とアスレティックトレーナーのダブルライセンスを取得すると、卒業後の就職先の幅が一気に広がります。将来、幅広い分野で柔道整復師の知識やスキルを活かしたいと思っている人たちが増えている傾向もあり、受験する人は年々増加傾向にあるようです。

学費・費用

年次

入学金

授業料

実習費

教育教材演習費

設備費

1年次

20万円

100万円

20万円

8.5万円

10万円

2年次

 

100万円

20万円

8.5万円

10万円

3年次

 

100万円

20万円

8.5万円

10万円

3年間の合計金額

435.5万円

柔道整復スポーツ学科も、3年間の合計金額は柔道整復学科と同じです。また、これ以外に教科書代や海外研修費として30~38万円が必要です。これらは全部必要なわけではなく、余った場合には卒業時に返金されます。

取得できる資格

  • ・柔道整復師の国家試験受験資格
  • ・アスレティックトレーナー
  • ・スチューデントトレーナー中級
  • ・アロマテラピー検定1級
  • ・トレーニング指導者

柔道整復師学科との大きな違いは、アスレティックトレーナー、スチューデントトレーナー中級、トレーニング指導者の資格が同時に取得できる点です。

スポーツ界で活躍するハイレベルなサポーターを育てることを目的としているため、それに必要な資格が同時に取得できるようにカリキュラムが組まれています。

柔道整復師資格の合格率

柔道整復師資格の合格率は、13年間の平均が71.9%と公開されています。全国平均は60~65%前後、2018年だけでみると全国平均は58.4%と60%を下回っています。

その中で、常に70%前後の合格率を出している大阪ハイテクノロジー専門学校は、かなりレベルが高いと言えるでしょう。

大阪ハイテクノロジー専門学校の口コミ

柔道整復師だけではなく、その他の資格も同時に取得できるところがいい。

海外研修では、新しい技術や知識を学ぶことができて大変有意義だった。

学校に通いながら、学校の斡旋でアルバイトもできるところが魅力的。

口コミから見てもわかるように、卒業後の就職先に強いカリキュラムを組まれていることがわかります。

同時にその他の資格が取得できる点も、海外研修を通して新しい技術や知識を学ぶことができる点も、学校の斡旋でアルバイトができる点も、すべて卒業後に就職先で即戦力として活躍するために必要な経験です。

大阪ハイテクノロジー専門学校の就職実績

大阪ハイテクノロジー専門学校は、職業人を育てることを目的としています。そのため、就職先で即戦力となる人材を育てることに熱心 です。それは、積極的に就職サポートを行なうことも含まれています。

そこで、大阪ハイテクノロジー専門学校の就職実績について見ていきます。

就職サポート

大阪ハイテクノロジー専門学校の就職率は100%を誇っています。その理由として挙げられるのが、300の企業や病院が参加する就職フェアを開催していることでしょう。

就職フェアは毎年開催されています。このフェアに参加できるのは就職活動を始める3年次だけではなりません。1年次からフェアに参加できるようになっています。

早い段階から企業や病院の人たちと触れ合うことで、自分の就職や進路先を明確にすることが目的です。また、業界についての理解を深めることにも役立っています。

更に企業説明会も開催され、ここでは企業や病院関係の人たちと直接話をすることができます。生きた声を聴くことができるので、就職した後にイメージが違うなどと言うことはほとんどありません。

また、大阪ハイテクノロジー専門学校では、1年次から業界見学を行なっています。2年次には学外研修として、他の企業や病院で実習を行ないます。この学外研修がきっかけとなり、内定を頂くというパターンが多いのも、大きな特徴の一つです。

就職実績

●柔道整復師
庄内西町接骨鍼灸カイロプラクティック院、ヒーリング・オフィス整骨院、株式会社アークトラスト、スポーツ整形外科ひろクリニック、第二東和会病院、芦屋市立みどり地域生活支援センター、スマイル・ウォーク 機能訓練センター、21フィットネスクラブ

●柔道整復スポーツ学科
あみ鍼灸整骨院グループ、株式会社あい・メディカル、株式会社GENKIDO、株式会社Perfect Trainers、有限会社コバメディカルジャパン、さくらクリニック、大津病院、長寿生の郷、社会福祉法人あかね、株式会社プランニングケア

柔道整復師も柔道整復スポーツ学科も、病院だけではなく、福祉施設やスポーツ分野にまで幅広く就職実績が広がっています。柔道整復スポーツ学科では、スポーツトレーナー専門の派遣会社に就職している人もいます。

これらの実績からも、大阪ハイテクノロジー専門学校が就職に大変力を入れていることを垣間見ることができます。

大阪ハイテクノロジー専門学校の入試情報

適性AO入試・適性クラブAO入試

出願日

エントリー期間

エントリー来校日

書類選考日

高校卒業生は4/1~
卒業見込みの人は9/1~

エントリー来校日前日の午後5時まで

6月7日(日)

6月21日(日)

6月21日(日)

7月26日(日)

7月26日(日)

8月23日(日)

8月23日(日)

9月13日(日)

9月13日(日)

10月4日(日)

10月4日(日)

10月25日(日)

10月25日(日)

11月8日(日)

一般入試

出願日

出願期間

試験日

高校卒業生は4/1~
卒業見込みの人は10/1~

各試験日前日の午後5時まで

6月7日(日), 6月21日(日), 7月26日(日), 8月23日(日), 9月13日(日), 10月4日(日), 10月25日(日), 11月8日(日), 11月22日(日), 12月20日(日), 1月24日(日), 2月7日(日), 2月21日(日), 3月7日(日), 3月21日(日)

主な入試日程は上記の一覧表のとおりです。これらはすべて大阪ハイテクノロジー専門学校の募集要項に掲載されている2021年度の入試情報を参考にしています。詳しい情報が知りたい方は、ホームページをご覧ください。

大阪ハイテクノロジー専門学校公式サイト

大阪ハイテクノロジー専門学校のオープンキャンパス

オープンキャンパス

大阪ハイテクノロジー専門学校のオープンキャンパスでは、学校全体の説明会に付け加えて、校舎見学や体験実習なども行っています。それぞれの学科説明会も開催されています。

柔道整復師学科や柔道整復スポーツ学科の学科説明会も開催されていますので、気になる方は直接ホームページから問い合わせてみてください。

また、体験実習や学科説明会の後は個別相談会も受け付けています。大勢の前では聞きにくいことや、もっと詳しく聞きたいという人は個別相談会で直接聞いてみると良いでしょう。

なお体験実習の内容については、柔道整復師学科の場合は三角巾の使い方、柔道整復スポーツ学科の場合はスポーツ外相の見方や応急処置の仕方を学ぶことができます。