2020/03/27
柔道整復師とは

柔道整復師の年収はいくら?初任給から開業後の給料までご紹介

柔道整復師 年収 アイキャッチ

柔道整復師の年収はみなさん気になるところではないでしょうか。

“師”がつく業務独占資格なので、一定の収入を得ることができると考える方も少なくないと思いますが、実際のところはどうなのでしょうか。

今回はそんな気になる、柔道整復師の年収について見ていきましょう。

柔道整復師の平均年収は?

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まず大前提として、柔道整復師のゴールは、資格の取得ではありません

主な就職先である、病院の形成外科や接骨院、スポーツ施設で働き始めた新人の柔道整復師と10年以上のベテラン柔道整復師、また開業をしている方

など、経験年数や技術、本人の経営手腕によっても大きく年収は変わってきます。

その上で、大雑把に各別の平均年収を見ていきましょう。

資格取得したての新卒の初任給

接骨院、整形外科、病院など、就職先はどこにしても、新卒の柔道整復師の初任給は平均18~22万円前後、賞与等がつけば350万円程度です。

賞与があるとなしとでは収入もだいぶ変わってきますので、そのあたりも念頭に入れた上で就職先は決めたほうがいいでしょう。

いずれにしても初任給だけ見れば、決して高い額とはいえないのが現状ですが、それは将来ホープとなるためのいわゆる“下積み”なので、この時期の過ごし方次第で、今後が決まるといっても過言ではないでしょう。

10年ほど経験を積んだ30代の柔道整復師の平均年収

こちらも就職先によりますが、一般的な接骨院や病院のようないわゆる“一般的な路線”に進んだ場合、平均月収は~26万円程度が多いです。

ただ、それまでの経験や実績が上乗せされ、30万円代の月収を得ている人も少なくないようです。

しかし、担当をした患者さんの数による「歩合」によって大きく収入が変わってくる職場もあるので、そういった職場ではより多くの収入が期待できるでしょう。

40代以降の柔道整復師の平均年収

40代以降ともなると、新人のマネージメントや人材育成なども任されるような、企業の中心で働くことが多くなる年代。

400万超の年収が多く、また、チェーン展開等している接骨院の院長等に任されれば、年収6~700万も現実的な数字です。上述の事柄を総じて見ても“コツコツ”と実績と技術、そして施術対象者とのコミュニケーションを積み重ねていくことが大切です。

柔道整復師の給料は安定する?

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柔道整復師は、資格を得て施術をおこなうことができる業務独占行為なので、“手に職”という意味で食いっぱぐれることはないでしょう。

しかし、収入が安定するかどうかという意味となると、それは就職先によって異なります。

固定給+賞与の職場もあるでしょうし、あるいは賞与がない職場もあるでしょうし、あるいはご自身で担当された患者さんの人数によってインセンティブがつくことも。したがって、答えとしてはご自身のおかれた環境、技術、実力により収入は左右されます。

ただし、国内の高齢化が進んでいることや、健康ブームの定期的な訪れから考えるに、今後仕事がなくなる心配はまずないでしょう

柔道整復師の年収アップには独立開業がポイント

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ある程度実績を積み、技術にも自信を持ち、さらに人当たりも良いと自負できるようになった場合、独立開業で収入アップを視野に入れるのも一つの手でしょう。独立開業して年収が1,200万円に跳ね上がったという接骨院も少なくありません。

ただし、現在日本には4万8千もの接骨院があり、競争は激化しているといっても過言ではありません。

2019年には、それに比例するようにして独立開業に失敗した接骨院を含むマッサージ業者は93件※と、過去最多を記録しています。

※参考:ITmediaビジネスオンライン|実はコンビニより多い「接骨院」 増えすぎて競争激化、倒産が過去10年で最多に

しかし、冒頭のように成功を収めている接骨院も少なくありません。どのような接骨院が売り上げを伸ばしているのでしょうか。今後開業を考えている人もぜひご参考にしてください。

「何でも屋さん」ではなく特定のターゲットにしぼる

街中の接骨院の看板を見て、「何でもご相談ください」といった種類の看板を目にすることはりませんか。

何でもご相談くださいというのは頼もしそうに見えますが、そういう接骨院に限って、施術を受けているとき不安を感じたり、「本当にここでよかったのだろうか」と感じることも一度はあるはずです。

それよりも、腰痛の胎盤強制や慢性の腰痛など、自身の得意分野に患者さんのターゲットや施術を絞って、“その道の”専門として開業をしたほうが、患者さんの集客は見込めるでしょう

また、自身の専門を持つことでその技術向上し、より上に磨きがかかることも大きなメリットといえるでしょう。

常にデータを採取、改善をおこたらない

当然、開業にあたり医院のホームページを作成し、SEO対策をし、広告を出すなどの施策をとり、そのデータをもとに地域住民の方に周知を試みることも大切なことです。

しかしそれと同様に、整骨院で大切なポイントは紙のチラシを近隣住宅に撒くということです。

こちらのデータを収集することもウェブでのデータ同様とても大切なことです。

どこにチラシを撒いたか、あるいはどの時間帯が反応(患者さんがいらしたか)を見るか、そこからチラシを撒くのに効果的な時間帯を見るなど、とにかく常にアンテナを張りデータを集め、地道に改善をはかっていくことがとても大切なことといえるでしょう。

まとめ

柔道整復師は、初めのうちは年収が高いとは言えないものの、経験と実績を重ね、独立開業することで高収入が期待できる職種です。

また、高齢化社会の日本国内では、柔道整復師の需要は高まることが予想されるため、安定した職種ともいえるでしょう

将来性のある、安定した仕事をしたいとお考えの方はぜひ、柔道整復師を目指してみてくださいね。